公演記録
関西芸術座公演 No.213 (旧No./公演92)
ひとりぼっちのロビンフッド
-理論社刊「ひとりぼっちのロビンフッド」より-
数々の賞を受賞した「ひとりぼっちのロビンフッド」を舞台化。
命の尊さ、生きることの意味を問う作品。
あらすじOutline
「あげなすごかやつは、どこにもおらん。倒してやらにゃいかん。 わしとシロで、成仏させてやらにゃいかん。」
――じいちゃんを殺した伝説のお化けイノシシ――
中学二年生の武が愛犬のテツと散歩に出かけた山で、そいつに出くわしたのが事の始まりだ。猛然とそのイノシシに跳びかかって行ったテツが一撃のもとに吹き飛ばされ、そのまま武の顔面に激突した時――な、なんと武とテツは合体してしまったのである!
「俺はこのまま犬になってしまうと!?」うろたえる武。
「くよくよしたっちゃしょうがなか。元気ば出さにゃ、タケしゃん。」励ますテツ。
魂が抜けて衰弱していく体が死んでしまう前にあのお化けイノシシを倒さない限り、武は人間の体には戻れないらしい。急げ!自分の命を取り戻すために、武とテツの本当の闘いが始まった。
公演チラシFlyer
スタッフ&キャストStaff&Cast
STAFF | CAST | ||
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原作 | 飯田栄彦 | 大森 武(中学二年生) | 松本幸司 |
脚色 | 宮地 仙 | 大森重男(武の父) | 金谷克海 |
演出・装置・照明 | 大塚雅史 | 大森良枝(武の母) | 杉江美生 |
音響 | 藤田 望 | 小田哲也(武の担任教師)/シロ(屋久犬) | 久保拓也 |
衣裳 | 森田くみ子 | 畑野篤子(中学二年生) | 小林桃子 |
方言指導 | 落合智子 | 篠原 香(中学二年生) | 牧島純子 |
アクション指導協力 | 丸山銀也 | じいちゃん(武の祖父) | 南谷峰洋 |
舞台監督 | 伊庭智彦 | テツ(屋久犬) | 水城なおき |
制作 | 柾木年子 | 留さん(イノシシ撃ちの名人) | - |
菊池久子 | 住職 | - | |
宮崎恵美子 |
上演記録Performance Record
日時 | 場所 | 備考 |
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2003年5月14日-18日 | 関芸スタジオ(岸里) | |
2003年6月-2004年11月 | 中学校巡演 |