関西芸術座

巡演作品

マヤ

-椋鳩十・原作「マヤの一生」より-

上演時間/1時間15分(休憩なし)

戦争児童文学と呼ばれるジャンルの中で、声高に戦争反対を叫ぶのではなく、読者に身近な犬と子どもとの交流を通して戦争の痛ましさを訴えた作品。

マヤ

あらすじOutline

 「マヤ」は熊野の狩人から貰い受けた熊野犬。
昌樹(15才)・靖男(9才)。兄弟のもとで子犬の「マヤ」は家族の一員として育てられる。
1931年の満州事変から第二次大戦に発展する中で食べ物も着るものも不足するようになる。
 そんなある日、犬を飼うのは贅沢だから飼い犬は広場にあつめて殺すと云う通知が届いた。家族は必死に抗議するも、マヤは広場に連れて行かれ、脳天に太い棒の一撃を受ける。
次男はショックで40度の熱を出して寝込んでしまった。
しかし、マヤは最後の力を振り絞り、男の下に帰ってくる。
次男の匂いのする下駄を見つけ、その上で静かに、息を引き取った。

優しいけれど毅然と、静かだけれど真っ直ぐ。
この事実に向かい合った家族のお話。

スタッフ&キャストStaff&Cast

STAFF CAST
原作 椋 鳩十 佐伯 昌樹(中学校三年生) 山本 峻也
脚色 宮地 仙 佐伯 靖男(国民学校三年生) 雨宮 良子
演出 藤田 千代美 佐伯 久志(父親)/語り手 藤吉 雅人
照明 今西 俊夫 佐伯 智枝(母親)/語り手 郷原 慧
音響 須川 由樹 佐伯 和子(伯母)/オキヌ婆ちゃん/語り手 岩村 春花
テーマ曲作曲 三鬼 尚味 将校/語り手 松本 幸司
舞台監督 辻村 孝厚    
舞台監督助手 森本 竜一    
宣伝デザイン 恒川 愛子    
制作 靭 マユミ    

舞台写真Stage Photograph

マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり
マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり マヤ/ちいちゃんのかげおくり
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ご意見&ご感想Opinion&Impression

 今までとはまた違った角度で「戦争」を実感しました。大きな声に異議を挟めなくなる、そして善良な庶民が加害者にもなりうる。今だからこそ伝えてほしい。生で演じる素晴らしさ、迫力を感じました。

 マヤが連れて行かれるシーンは本当に泣いてしまいました。笑いあり、怖さあり、でもやっぱり感動もありで本当に来てよかった。

 今こそ戦争の悲しさおそろしさを訴えなければならないメッセージが込められていました。「命」というテーマを受けとめました。「マヤ」は涙なしでは見ていられない。家族の絆と犬までも拠出しなければならなかった戦争の理不尽さを存分に訴えてくれました。 たくさんの子ども、いいえ、大人にも観て感じてほしいと心から願っています。

 最後がグッときました。笑う所は笑い、悲しめる所は悲しんで。本当に楽しめました。

 観劇できて本当によかった!戦争、それは肉体のみではなく精神も狂ってしまう。犬の鳴き声、見事でした。

 最初は小さなマヤが物語が進むにつれどんどん成長していって、最後は横たわる姿まで。本当に舞台上に犬はいたのですね。すてきな作品をありがとうございました。

 「戦争はいけない」は、決まっていること。肝心なのは理念だけでなくそうならないように市民が日常的な政治を見つめ、社会の動向に常に感心を持って把握していく意識ではないでしょうか?

 泣きながら見ていました。戦争が人を変えていく恐ろしさ。そして生命を問うこと。多くの人たちにこのお芝居を見て頂きたいと思います。

 平和の尊さを改めて考えさせられました。もっともっとたくさんの人たちに観てほしいです。心にズンっと入ってきました。

 平和の時、争いのない日々を確固不動に築いていきたい。それは生命尊厳、尊重の行動としる。「マヤ」の全体に流れる力強さを感じました。

 戦争って何?何が残したかったのか?人の命や苦しみ、憎しみだけ。何も残っていない気がしました。「マヤ」も人間と一緒。命があり、苦しかったし、悲しかったと思う。戦争って二度としてはダメ!

 力いっぱいのメッセージを本当にありがとうございました!もう涙、涙、涙です!

 戦争のしない日本国になりたいですね。動物の可愛がる心に感動しました。

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上演会場は、学校体育館、市民会館などいずれでも可能です。
詳細は劇団までお問い合わせ下さい。


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〒550-0012 大阪市西区立売堀3-8-4

TEL:06-6539-1055

FAX:06-6539-1056

E-mail kangei@os.urban.ne.jp

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